サステナビリティ

SUSTAINABILITY

恵をいただいている⾃然や環境に向き合い、持続可能な取り組みとして、⾃然原料をとりまく農業や廃棄問題の解決に向けて取り組んでいます。
製品を通して、お客様へ、社会へ、⾃然の⼤切さがより伝播することを願って。

環境への取り組み

自然の力と自然の美を信じるCHOJYUは、化粧品事業における製品開発において、生産段階からその原料のあり方に真摯に向き合っています。自然原料を使用しているからこそ、恵をいただいている自然や環境の問題に目を背けずに対峙し、自然原料をとりまく農業や廃棄問題の解決に向けて取り組んでいます。また、私たちの製品が、お客様に自然や環境の大切さに目を向けていただくきっかけとなれば、何よりの喜びです。

ぼんたんの果皮の再利用

柑橘類の原種である「ぼんたん」は直径20cm程度もの大きな果実です。ぼんたん漬け等に使用される果肉以外の果皮は使い道がなく、処理に困っていた代物でした。しかし、私たちはぼんたんの洗浄効果に着目し、廃棄されるはずだったぼんたんの果皮を利用して、化粧品づくりができないかと考えました。その結果、固いぼんたんの果皮を削る手間暇かけた特別な技術を利用して、クレンジングへと生まれ変わらせました。※1

※1 12.4/12.5 に該当

火山灰シラス*の再利用

火山とともに暮らす九州の人々にとって、火山灰シラス*は厄介者でした。火山灰が降り積もった土地では農作物が育たず、捨てる際には産業廃棄物になってしまいます。しかし、私たちは2万5千年もの年月をかけて浄化された火山灰シラス*から、さらに不純物を取り除き、微粒子に粉砕し、バルーン化という人の肌に使用しても問題ない球状に火山灰シラス*を変化させて、石けんへと生まれ変わらせました。※2

*ケイ酸・ケイ酸アルミニウム焼成物(整肌成分)

※2 12.4/12.5 に該当

目指したのは、人の肌にも海洋環境にもやさしい商品づくり。

地球の表面積の約7割を占める「海」の環境は、気候変動や環境汚染などにより、近年大きく変化しています。豊かな海の生態系を育むサンゴ礁も例外ではありません。2008年に日焼け止めに含まれる一部の紫外線吸収剤*や防腐剤がサンゴに悪影響を与えることが報告され、2020年1月よりパラオでは紫外線吸収剤の成分*を含む日焼け止めの販売と使用、そして海外からの持ち込みが規制。またハワイでは2021年より、紫外線吸収剤*の成分を含む日焼け止めの流通・販売の規制、タイでも同年より紫外線吸収剤の成分**を含んだ日焼け止めの国立公園内での使用が規制されています。

ヒトの肌にも環境にも負担の少ない製品づくりに取り組む私たちは、風化し海底に堆積してできたサンゴ末(沖縄産)や微粉砕した火山灰などの、紫外線を反射(散乱)する特性を活かし、サンゴへの悪影響が心配される紫外線吸収剤*や防腐剤のパラベンを一切使用しない日焼け止めを開発し販売しています。最も規制が厳しいパラオでも使用可能です。※3

* オキシベンゾンとオクチノキサート

** オキシベンゾンとオクチノキサートを含む4種

※3 12.4/12.5/14.3/14.c に該当

パッケージ/容器

繰り返し使用可能な外容器と、付替可能な内容器(リフィル)を分離するシステム容器を採用しています。外容器を再利用することにより、プラスチック使用量および廃棄量の削減に繋がります。また、内容器を丸ごと新しく付け替えるので衛生面でも安心です。SHIKARIシリーズ BRIGHTENEING WASH、BRIGHTENEING W CREAM、BRIGHTENEING W ESSENCEでは、このリフィルでお届けすることによりプラスチック量を削減。中でもBRIGHTENEING WASHは、毎回容器とお届けするよりも1個当たり約83.8%のプラスチック量を削減し、現在まで*に約67.2トン削減に値します。※4

[医薬部外品]BRIGHTENING WASH(販売名:CJブライトニングパック)

[医薬部外品]BRIGHTENEING W CREAM(販売名:CJリンクルブライトクリーム)

[医薬部外品]BRIGHTENEING W ESSENCE(販売名:CJリンクルブライトエッセンス)

* 集計期間 2021/12/24〜2024/9/30

他にも

  • ・バージンシール撤廃(一部商品を除く)
  • ・バイオマスOPP袋の採用(一部商品)
  • ・環境配慮配送箱の採用

等の環境配慮対策を推進しています。

※4 12.4/12.5 に該当

SDGsについて

SDGs国連 持続可能な開発目標とは

2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」の成果文書として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。アジェンダは、人間、地球および繁栄のための行動計画として、宣言および目標を掲げました。この目標が、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。今後のサステナビリティを考えるうえでの世界の共通言語として位置づけられるものと言われています。

創業以来、大切にしてきた想い

長寿乃里は各取り組みに合わせ持続可能な開発目標(SDGs)を達成すべく、
すべてのガバナンスと共に完然無添加®※1で未来のキレイを導きます。

※各活動に対しSDGs17の目標169のターゲットを紐づけしています。注釈にてご確認ください。

※1 自然の力を活かし、自然の知恵を用いた抽出方法や保存方法を選択し、防腐剤(パラベン、フェノキシエタノール)、鉱物油、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料、エタノールを含まずに化粧品を作り、お届けすること。※完然無添加®は、(株)長寿乃里、(株)イングの登録商標です。

SDGグローバル指標(SDG Indicators)について
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/statistics/